私達の心を癒してくれる日本の音。風が、鳥が、虫達が歌うなんと
自然の奏でる ハーモニーの豊かさ、今この
C D によって懐かしい
………日本が甦る...........................................................................................           



                        2003年4月発売/鞍馬寺奥の院

(この写真はCDジャケット使用のオリジナル写真ですがジャケット本体とは異なります)

全作品新作によるビクター最新のテクノロジーを駆使した話題の新録音

収録曲  Victor VZCF 1004

 
1 春風の歌      胡弓とシンセサイザー
 2 おわら慕情 ・ ・ ・ 胡弓・筝・十七弦・・・   
3 オアシスの語らい 胡弓とシンセサイザー
4 尊天の森・・・・・・・・    胡弓と金属打楽器・・・
5 愛のプンダリーカ 胡弓とシンセサイザー


日本で唯一の擦弦楽器                  

アルバムの制作に当たっては、胡弓というどこまでもアコースティックな世界と初めてコンピューターを使ったデジタル音の世界を融合し、自然の奏でる音に心を寄せた音楽の世界をいかに作るかという思いで取り組みました。そして日本の胡弓の艶麗な音色と繊細で、時に荒々しくプリミティブで根源的なものを持つ胡弓の魅力を引き出すことでした。それはビクターの優れたテクノロジーによって可能な限りなされたように思います。さて今日皆さんは、日本の胡弓と中国の胡弓ニ胡(にこ)とは、同じ系統の楽器のように思われているのではないでしょうか。ところが日本の胡弓と中国のニ胡とは楽器の形態、奏法、歴史は全く異なります。例えば日本の胡弓にはニ胡が持ち得ない日本人が四百年以上の時間をかけて作ってきた独自の音色や表現があります。思えば私が始めた頃は日本の胡弓はいつ滅んでもおかしくない状況でした。以来私は胡弓一筋に古典の伝承と普及に取り組んで参りました。収録の作品はすべてこのアルバムのために作曲しましたが、このアルバムを通じて日本の胡弓の魅力に触れて頂き日本人が作ってきた美というものを感じ取って頂ければ幸いに思います。このCDの大きなテーマは「自然は生命(いのち)のオアシス」であり、皆さんに安らぎと幸せを齎すものになるようにという祈りの中から生まれました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

力づよいいのちの鼓動  
<アルバムにお寄せ頂いた鞍馬寺管長信楽香仁様のお言葉より>  

鞍馬のお山は太古から受けつがれて来た豊かな森がある。自然の森や大地には多種多様な生命が互いに支え合い関わり合いながら、大生命の恵みに守られ活きいきと生きている。四季折々の山の自然の相(すがた)や営みに尊天の教えを聴き、風の音に広い大空を想い、夜明けの光にめぐりめぐる時の流れを観じ、遠い真智の光へと意(こころ)を運ぶ。私達は大自然を宇宙の大生命、大活動体・尊天の顕現と頂いている。人間も他の生命と共にその深き慈愛に包まれてここに生かされていることを有難く想う。大らかに力に満ちた深い世界から響いて来るいのちの律動は人の心の塵を払い、その美しく澄んだ音色はめぐり合う人々に静かな時を授けてくれる。その時、人は身も心も清められ無垢な心になって、慈愛のぬくもりに満たされ、安らぎの世界へと導かれる。開かれた窓に春の光が射し込むように、開かれた心に魂を輝かせる夜明けの光が届く。しばらく世上の騒音をはなれ、心静かに森の詩を、大地の声を聴こう。力強いいのちの鼓動がわが心耳に響いて来るだろう。それを深く受け留め、新生の氣を甦らせたい。奏でる人も聴く人も、共に大いなる世界へと導かれる                         


作品解説より

1 春風の歌         作曲 畦地啓司      


2 おわら慕情         作曲 畦地啓司     

越中おわらは富山県八尾の風の盆に歌われる民謡です。このおわらにとって胡弓はなくてはならない楽器ですが、高い音域で歌われるおわらと胡弓の音色は実にマッチしている。私が風の盆に訪れたのは今からニ十数年以上前のことですが、素朴で哀調のある胡弓の音色は格調ある踊りと溶け込み町中に響き渡っていた。ところでこの頃の胡弓はオーバーにビブラートをかけすぎているように感じられる。おわらに胡弓が入るようになったのは大正時代のことらしいが、私は以前訪れたときのことを思いだしこの曲を演奏することにした。作曲にあたっては三味線に替えて筝を用い幾分雅な雰囲気を出そうとした。また十七弦も加えた。前半は風にのって歌われるおわらのプロローグ後半はおわらの旋律を主題とする二つからなる。§.............   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。・・・・・・・・・・・・

 3 オアシスの語らい     作曲 畦地啓司                                                                                     

 然と向きあって語り合う時、緑と澄んだ空気が私を包んでくれる。……ある時、自然の姿を見届けようと私は天空に日輪を拝し、ポロンの馬車に乗って宇宙から地球の姿を見ようと背伸びをする。自然と向きあって語り合う時、自然が答える。自然は人間だけのもではないのだよ。そうだった。自然はあらゆる生き物の棲みかであった。確かに私達は古来自然の恵みに感謝し、自然の厳しさに苦みその巨大さに恐れをなした。…………オアシスの語らいは自然に生きる様々な生き物達の世界耳を澄ますと風が鳥が虫達の声聞こえてくる。そう下町育ちのキティーちゃんの声も私はこれからも内なるオアシスを求めて永遠の音楽を奏で続けよう。§..........................................

4 尊天の森         作曲 畦地啓司     

 天空の光、..........................................................................................

その千葉金色の輝きは眠っている大地を揺り動かし
.....................

草や木や動物達を目覚めさせる。
....................................................

巨木の森はどっしりと数千年の時を刻む。
......................................

その大自然に身を置き、
澄んだ空気に耳を傾けると、....................

豊かな生命の鼓動が聞こえる。
...…....................................................

一瞬の静寂、
……………………………………………………

虹色の雲が立ち込め巨木の森に清らかな神の木霊が響き渡る。
...
                                      
(鞍馬寺奥の院にて)              

5 愛のプンダリーカ     作曲 畦地啓司

 私の心はブラフマー、光の中から生まれた白い蓮の蕾・・・・・・・・・・・                            
 
日輪の光、虹の輪の輝きその光に包まれて白い蓮の花に抱かれる。                          
                              
                         
(プンダリーカとは白蓮華のこと

このCD『胡弓畦地啓司心の詩 おあしす』のお求めは全国の  
レコード店もしくは畦地胡弓音楽院でお取り扱いしております。


                                    

本年度新作アルバム〜北海道の大自然・世界遺産知床をテーマに制作



収 録 曲 / 作曲 畦地啓司・演奏 畦地啓司・畦地胡弓合奏団

トンコリの歌アイヌの楽器が錦に織りなす音の世界 

原始の森知床の大地に鳴り響く古代中国の石の楽器磬と巨木が語る木と石の歌

鯨の交信
胡弓が歌い奏でる鯨のコミュニケーション

カムイなる大地生命の輝き
梟の神が舞い人や熊や

………………………鹿や狐や鯨や鮭が暮らす豊かな大地知床

『カムイなるピリカ知床』は現在内容改定中。


<委嘱作品>柴田南雄作曲『熊野十二所十二度』

畦地啓司胡弓の世界U / カメラータトウキョウ25CM-447〜8/2枚組CD
『梁塵秘抄』をテキストとして熊野詣を大胡弓と歌と語で歌う、
巨匠柴田南雄の名作
国内をはじめ1998年米国公演では公演後高い評価を得ニューヨークタイムズに大きく取り上げられる。

江戸時代の楽器の音を聞く・珍しい楽器の響き甦る江戸時代の音シリーズ─

  
 
101  一節切(笛)の音色と音楽、古三味線の音色

102  筝の音楽と胡弓の音楽……・・・・・                                                                                
 
  
 103  珍しい楽器の響き古代中国の石の打楽器、中世の鉦鼓、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・江戸時代の楽太鼓の響きと江戸風鈴とポッペン等

104 シンフォニー京の四季畦地啓司作品集より・・ ・

105 シルクロード音楽紀行畦地啓司作品集よりより
106 イーハトブ遥かなる銀河畦地啓司作品集より  

上記CDのご注文は、下記郵便振替口座に、注文内容と送り先の住所・氏名・電話番号を明記のうえ送料を含む代金をお振込み下さい。CDの価格は、『胡弓畦地啓司心の詩 おあしす』税込み一枚の価格2,940円です。尚オリジナルCD101〜106各シリーズは只今製造休止。
お振込みの確認が取れ次第CDをお
送りします。 尚都合によりお知らせなくタイトルと内容等の若干の変更をすることがあります。
郵便振替口座番号 00120-3-66433 畦地啓司

      

 

●その他のCD主な作品について(Notes on several tracks)

  鶴の舞 Tsuru-No-Mai(Crane Dance)

鶴の濃やかな情愛を表現した本曲風な曲調を持つ作品。鶴の鳴き声や羽ばたく様子などが胡弓の巧みな技法によって表現される。この録音は、1998年 1月のミュージック・フロム・ジャパン招聘による米国公演、ニューヨーク市マーキン・コンサート・ホールでの録音です。高い評価を得たこの演奏会は、公演後ニューヨークタイムズに取り上げられ大きく紹介されました。

This Honkyokutype piece describes a crane’s warm affection.The crane’s voice and the lapping of its wings are expressed by skillful playing of the kokyu.The track was recorded live in Merkin Concert Hall in New York City in January 1998. ♪♪ ♪ The perfomance which was commissioned for a Music From Japan festival was well received and was reviewed by the New  York Times. Composed in 1979.

  風雅抄 Fuga-Sho(Extracted Elegance)

The kaleidoscopic world in "Nozarasi−Kikou” by MATSUO Basho is transformed into the world of music.Awarded the Encouragement Prize in the Creative Stage Art section from the Agency of Cultural Affairs in 1992. 

  愛の和 Ai-No-Wa(Harmony of Love)

この作品は、モンゴルの馬頭琴の名手との出会いによって生まれました。私は以前から日本の追分の故郷は、モンゴルであると思っていました。そしてここではその共通する民謡の旋法を基本に、遥かなる大地に心を寄せ作品のイメージを描きました。二章からなるこの作品のテーマは「愛」と「和(なごみ)」で、二つの国の擦弦楽器による交流を通じ、世紀を越え雄大な大地に響く友情のハーモニーを奏でることができればと願い作曲しました。胡弓と馬頭琴による初めての作品1999年作曲。

♪♪This piece was born out of my encounter,the master morinkhuur player.I have had the notion that the origin of the Japanese Oiwakesinging style is to be found in Mongolia.♪I composed this piece on the basis of the common musical mode shared by both countries’folk music.The themes of this tow−part piece are "love” and "friendship.”♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
I wanted the two bowed instruments from these countries to build  bridge over centuries so that the harmony of friendship may ring through this magnificent earth.♪The  first piece composed for the duet of kokyu and morin khuur. Composed in 1999.

愛と光と大地の歌 Ai-To-Hikari-To-Daichi-No-Uta(A Song of Love,Light and the Earth)

この作品は、千二百年の歴史を有する鞍馬山の教えである信仰に感銘するところから作曲することとなりました。一章は大胡弓の独奏、二章は三つの胡弓と打楽器それに梟や鳥の声が入ります。三章は、胡弓、筝、打楽器と混声合唱によるアンサンブルです。日本では、一般的にお経を合唱することがほとんど行われなかったようで、例えばお経に節をつけて歌う声明の梵唄は、一般の人にとってかなり難しく日常的に行われておりません。また声明の本来的な姿を考えるとそれをそのまま混声合唱にするというわけにもいきません。そこで仏教の経典である尊いお経を、祈りの気持ちを持って皆で歌えないものかと考えた末この作品ができあがりました。そして、鞍馬山の信仰である尊天のご真言と仏教の根本的な経典の一つの「般若心経」を、胡弓の作品のテキストとして手にとり取り組んだ次第です。1998年作曲。

 I composed the piece inspired by a religious better field in Kurama−dera temple on Mount Kurama(in Kyoto)which has a
history of one thousand two hundred years.(〜omission)

「鶴の舞」は音楽的にも技巧的にも見事な演奏で、東洋的な響きと哀愁を帯びたメロディーが米国の聴衆を魅了した。(CD解説よりミュージック・フロム・ジャパン代表三浦尚之氏"Tsru-No-Mai” was especially beautiful both musically and technically,enchanting the American audience with its Oriental timbre and sorrowful melody.When the performance was highly praised in the New York Times(together with a large photograph)a few days after the concerts.(Mr.MIURA Naoyuki,the representative of Music From Japan) 

慈愛のぬくもり、智慧の光明、大地の活力、その波動を魂に響く楽曲にして「愛と光と大地の歌」が生まれた。安らぎと癒しの祈りをこめてこの曲が奏でられるとき、その響きは魂を飛翔させる天楽となることだろう。(CD解説より、鞍馬寺貫主信楽香仁氏)

おもな出版楽譜



胡弓の手引き・胡弓小曲集1・胡弓小曲集2・胡弓入門・春のしらべ(筝独奏曲)
たのしいわらべ歌1(胡弓と筝17弦)・たのしいわらべ歌2(胡弓と筝)・
     黒髪(胡弓と三弦)
  以上大日本家庭音楽会発行
    
春のしらべ(大胡弓と筝)、鳳来(胡弓、尺八、筝1・2、17弦)……邦楽社発行 
  
四重奏曲風紋、胡弓と三弦のための阿うん……日本胡弓フォーラム発行       胡弓とヴァイオリンのための二重奏曲………日本作曲家協議会発行

 
2000年12月新作カセットテープ           
  
 畦地啓司作品集U好評発売中(定価千円)       
収録曲  雪やこんこん・かごめ・雪かんこ・虹の和・祈り・カノン        
   

   CD・楽譜のご注文は郵便振替口座00120-3-66433/畦地啓司宛へお振込み下さい。
送料は一つにつき500円を基本としております。
            
     
†日本音楽著作権協会の作曲家のデータベースHPhttp://www.minc.gr.jp    
畦地啓司の作品などが紹介されております。        


メールはこちらへ

トップページへ